【6月28日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)は27日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-4、6-2、6-4でフランスのジル・シモン(Gilles Simon)を下し、4回戦に進出した。

 2011年大会(The Championships Wimbledon 2011)覇者のジョコビッチは、センターコートで行われた第3セットの第6ゲームでシモンのショットをリターンするため豪快に飛び込んで左肩を痛めた。これでジョコビッチはメディカルタイムアウトを取り、治療と痛み止めの処置を受けることになったが、負傷の恐れを乗り越えてシモンとの対戦成績をこれで7戦無敗とした。

 ジョコビッチは準々決勝進出を懸け、第14シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)と対戦する。

 コートに倒れ込んだことで動揺し、試合を終えるまで不安だったと明かした世界ランク2位のジョコビッチは、ダメージがこの大会でプレーを続けられる程度であることを望んでいると語った。

「確かに倒れ込んだ時に鋭い痛みがあった。ぶざまな倒れ方をしてしまったからね。その時は関節を痛めていないことを祈るだけだった」

「関節は大丈夫だったから、その後のゲームも続けることができた。衝撃で筋肉はまだひどく痛むけれど、とにかく試合を終えることができてうれしかった。次の試合まで2日あるので、回復に努めて準備を整えるようにするよ」

(c)AFP