ウーストハイゼンは、2番ホールで約5メートル半のイーグルを決めて2アップとすると、その後はリードを譲らず、ステンソンが約5メートルのパーパットを外した12番を制し、15番でも約6メートルのバーディーパットを沈めて勝利を収めた。

 マキロイは10番でボギー、11番ではアリゾナの砂漠コースに手こずり2打のペナルティーを受けるなどして2ダウンとなったが、16番まで3連続バーディーを記録して1アップと逆転し、17番で5メートル80センチのバーディーを決めたイングリッシュと競り合った。しかし、延長の1ホール目でダブルボギーをたたき、敗北を喫した。

 イングリッシュの次の相手は、ジム・フューリック(Jim Furyk、米国)となり、3回戦を突破すれば、準々決勝ではセルヒオ・ガルシア(Sergio Garcia、スペイン)とリッキー・ファウラー(Rickie Fowler、米国)の勝者と対戦することになる。

 第2シードの1角を占めるガルシアは、3アンド1でビル・ハース(Bill Haas、米国)を下した。一方、ファウラーは、同じ米国勢で今季唯一ツアー3勝を挙げているジミー・ウォーカー(Jimmy Walker)を1アップで退けた。

 一方、松山はグレーム・マクダウエル(Graeme McDowell、北アイルランド)に1アップで敗れた。

 マクダウエルは、「ここまで勝ち進めて、本当に幸運だ」と語っている。

 第110回全米オープン選手権(2010 US Open Championship)覇者のマクダウエルは、2012年大会の優勝者で2013年大会は惜しくも2位となったハンター・メイハン(Hunter Mahan、米国)と3回戦で当たることが決まった。メイハンは、2回戦でリチャード・スターン(Richard Sterne、南アフリカ)を2アンド1で破っている。(c)AFP