【2月7日 AFP】ソチ冬季五輪は6日、今大会から実施されるフィギュアスケート団体戦が行われ、男子シングル・ショートプログラム(SP)で羽生結弦(Yuzuru Hanyu)がトップに立った。

 エフゲニー・プルシェンコ(Evgeni Plushenko)がいまだ衰えをみせない演技で開催国ロシアの首位発進に貢献したが、19歳の羽生がロシアのベテラン選手を抑えて注目を集める結果となった。

 ソチ(Sochi)のアイスバーグ・スケート・パレス(Iceberg Sports Palace)で行われたSPで、31歳という年齢と手術の影響を感じさせない滑りを披露したプルシェンコだが、圧巻の演技を見せた羽生の得点を上回ることはできなかった。

 しかし、ペアSP終了後には世界選手権覇者のタチアナ・ボロソジャー(Tatiana Volosozhar)/マキシム・トランコフ(Maxim Trankov)組がロシアを首位に浮上させた。

 合計得点を19点としたロシアが首位に立ち、17点のカナダが2位、15点の中国が3位と続いている。

 10カ国が参加した団体戦で、日本は男子シングルで羽生が活躍を見せたものの、ペアの高橋成美(Narumi Takahashi)/木原龍一(Ryuichi Kihara)組が8位となり、合計13点で4位につけている。

 ドイツ、フランス、そして米国はそれぞれ合計10点を獲得した。