【10月28日 AFP】男子テニス、バレンシア・オープン(Valencia Open 2013)は27日、シングルス決勝が行われ、ロシアのミハイル・ユーズニー(Mikhail Youzhny)は6-3、7-5で大会第第1シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)を下し、今季2度目のツアー優勝を果たした。

 地元バレンシアに住むフェレールは、同大会4度目の優勝を狙っていたものの、ユーズニーの深くてパワフルなグラウンドストロークをしのぐことができず、本来の実力を発揮するに至らなかった。

 対戦カードに恵まれず、ガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)、イェジ・ヤノヴィッツ(Jerzy Janowicz、ポーランド)、ニコラス・アルマグロ(Nicolas Almagro、スペイン)などを退けて決勝に行き着いたフェレールだが、最後の決勝で敗れ、悔しさを露わにした。

「自分にとって満足のいく決勝ではなかった。特に地元開催の大会なのにね」とフェレールは語った。

「全力を尽くしたが、優勝できる運命じゃなかったんだな。でも今大会はとても楽しかった。ファンやチームスタッフからのサポートも素晴らしかった」

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