【10月3日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)前監督が2日、元教え子であるデビッド・ベッカム(David Beckham)氏について言及し、 ポップグループ「スパイス・ガールズ(Spice Girls)」のヴィクトリア(Victoria Beckham)さんと結婚してから「ベッカムは集中を失った」とコメントした。

 昨季終了をもって監督業を引退したファーガソン氏は、27年間で数々のトロフィーを獲得したユナイテッドの指揮官時代、その後サッカー界の象徴としてのキャリアを歩むことになる若きベッカム氏を指導した。

 しかし2人の関係は徐々に冷え込み、イングランド代表のフィールドプレーヤーで最多キャップを刻むことになるベッカム氏は2003年にユナイテッドを退団、スペイン1部リーグの強豪レアル・マドリード(Real Madrid)に移籍した。

 米公共放送PBSのインタビューに応じたファーガソン氏は、結婚を機にベッカム氏とヴィクトリア夫人のセレブリティーとしての地位に変化が生まれたと語った。

 また、ベッカム氏が2007年に当時米国外ではほとんど知られていなかった米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)に移籍した際には、その決断には驚いたと話した。