【10月15日 AFP】国連の武力紛争下の性的暴力撤廃に関する事務総長特別代表、マルゴット・バルストロム(Margot Wallstroem)氏は14日、国連安全保障理事会(UN Security Council)で、コンゴ民主共和国(旧ザイール)東部・北キブ(Nord-Kivu)州ワリカレ(Walikale)で、同国の政府軍であるコンゴ民主共和国軍(FARDC)の兵士が女性を集団レイプ、殺害していると述べた。

 同地では7月から8月にかけて、フツ人反政府勢力、ルワンダ解放民主軍(Democratic Forces for the Liberation of RwandaFDLR)と民兵組織マイマイ(Mai-Mai)によって、数百人の女性が村民や家族の目前で集団レイプされたばかりだった。マイマイの指導者は10月5日に逮捕されている。

 バルストロム氏によると、国連平和維持活動(PKO)の国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)から新たなレイプについての報告があったという。同氏は、同じ地域がまた性的虐待のターゲットになるとは「想像を絶する」と語り、FARDCがワリカレで遂行中の作戦をめぐり、市民の保護に重大な懸念があると述べた。

 同氏はコンゴ民主共和国政府に対し、今回の集団レイプについて迅速に調査し、加害者の責任を問うよう求めた。

 同氏は過去に、同国を世界の「レイプの首都」と述べたこともある。(c)AFP

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