【6月1日 MODE PRESS】5月12日から23日まで、第63回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)が開催された。オープニングからクロージングまで、レッドカーペットに登場した華やかなゲストのファッションは賞の行方同様に世界の注目を集めた。

■エミリオ・プッチが人気
 今年のカーペットでは、「グッチ(Gucci)」のクチュールラインお披露目が話題を集めたが、ピーター・デュンダス(Peter Dundas)手がける「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」のドレスも多くのセレブが着用した。

 女優のエヴァンジェリン・リリー(Evangeline Lilly)は、ロングが多勢の映画祭で色鮮やかなミニドレスで新鮮な表情。モデルのトリ・プレイヴァー(Tori Praver)は、流れるようなラインのピーチカラーのドレス、ドリー・ヘミングウェイ(Dree Hemingway)は、大胆なデザインの真っ赤なロングドレスで颯爽と登場した。

■K・ベッキンセイルの2スタイル
 今回審査員を務めた女優のケイト・ベッキンセイル(Kate Beckinsale)。12日のオープニングには、ライトブルーの「マルケッサ(Marchesa)」ストラップレスドレスで登場。キラキラの胸元の装飾やチュールスカートで抜群の存在感を見せた。

 一方で17日に行われた『Biutiful』上映会には、深いスリットが目を引く「バルマン(Balmain)」のブラックドレスをチョイス。ウエストは太めのベルトで締め、足元はシンプルな黒のパンプスをコーディネート。オープニングとは打って変わって力強い印象を見せた。

■その他の注目ファッションは?
 女優のケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)は、オープニングで「アレキサンダー・マックィーン(Alexander McQueen)」のドレスを着用。モデルのエヴァ・ハーツィゴヴァ(Eva Herzigova)は、「ドルチェ&ガッバーナ (Dolce & Gabbana)」のブラックのミニドレスに、ヘッドドレスやバングルなどの小物で華やかさをプラスしていた。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS

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