【5月19日 AFP】米ニューヨーク・マンハッタン区の家賃中央値が4月、史上初めて5000ドル(約79.5万円)/月を超えた。空室率が6年ぶりの低水準に落ち込んだことが背景にある。米不動産会社コーコランがこのほど発表した。

コーコランの最高執行責任者(COO)ゲイリー・マリン氏は「2026年4月、マンハッタン区の賃貸市場は急激な需要の増加と供給の制約が重なり、大きく活況を呈した」と5月15日のブログへの投稿で述べた。

マンハッタン区の4月の家賃中央値は5099ドル(約81万円)で、前年から6%上昇した。

一方、空室率は1.55%に低下し、「借り手間の競争が激化し、緊急性が高まった」とマリン氏は述べた。

マンハッタン区では全体的に家賃が上昇し、1ベッドルームと2ベッドルームの1月当たりの平均家賃はそれぞれ5228ドル(約83.1万円)と8338ドル(約133.5万円)で過去最高となった。

生活費の上昇はニューヨークや他の地域で重要な政治問題となり、昨年11月の選挙でゾーラン・マムダニ市長の当選を後押しした。

ブルックリン区の家賃中央値は4110ドル(約65万円)で、2月の記録的な高値から下がり、空き部屋率も前月比で16%増となった。(c)AFP