【5月18日 AFP】ロシア当局は17日、夜間にウクライナの無人機(ドローン)約600機による攻撃を受け、4人が死亡したと発表した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はこの攻撃について、ロシアによるウクライナへの攻撃に対する「完全に正当な」報復だと述べた。

ロシア国防省によると、夜間に556機のドローンを撃墜し、夜明け後には30機のドローンを迎撃した。ロシアがウクライナに侵攻して以来、最大規模の攻撃となった。

ウクライナの首都キーウでは数日前、ロシアによる大規模なドローンとミサイルの攻撃で少なくとも24人が死亡。ゼレンスキー氏は、ロシアへの攻撃は「完全に正当化される」と主張した。

「ロシアによる戦争の長期化とウクライナの都市やコミュニティーへの攻撃に対するわれわれの反応は、完全に正当化される。今回は、ウクライナの長距離制裁がモスクワ地域に到達し、ロシア人に『彼らの国家は戦争を終わらせなければならない』ということを明確に伝えている」

ウクライナ国防省は、モスクワ市とその周辺地域が「全面侵攻が始まった2022年2月以来、最大規模の攻撃を経験した」と述べた。

ロシアの首都圏はしばしばドローン攻撃を受けるが、ウクライナ国境から約400キロ離れたモスクワ市が標的にされることは、それほど多くない。

「攻撃は非常に強力で、私はかなりの体重があるのに、ベッドから転がり落ちそうになった。窓を開けると煙が上がっているのが見えた」と、高層ビルが損壊したモスクワ郊外のプチルコボ地区に住むコンスタンティンさん(39)は振り返った。

一方、ウクライナ空軍は、発射された287機のロシアのドローンのうち279機を迎撃したと発表した。(c)AFP