エボラ熱に米国人1人が感染 CDCが入国制限
このニュースをシェア
【5月19日 AFP】米疾病対策センター(CDC)は18日、エボラ出血熱の感染拡大を防ぐため、感染拡大地域からの渡航者に対するスクリーニング強化やビザ発給の一時停止などの予防策を強化すると発表した。
これに先立ち、世界保健機関(WHO)は17日、コンゴ民主共和国のエボラ出血熱について「公衆衛生上の緊急事態」に相当すると宣言した。
CDCのエボラ対応責任者サティシュ・ピライ氏は記者団に対し、コンゴ民主共和国で米国人1人が「現地での業務」に関連する接触を通じてウイルスに感染したと述べた。
ピライ氏は、「その人物は週末に発症し、日曜日(17日)遅くに陽性が確認された」と述べ、治療のためドイツへ移送する準備が進められていると付け加えた。
また、健康状態をモニタリングするために、さらに6人の移送を試みているという。
ピライ氏によると、コンゴ民主共和国の米国現地事務所には約25人が勤務しており、CDCは追加の上級技術コーディネーターを派遣する要請に応じているという。
CDCは声明で、「現時点では、米国一般市民への即時のリスクは低いと評価しているが、状況の進展を引き続き評価し、追加情報が得られ次第、公衆衛生対策を調整する可能性がある」と述べた。
CDCは空港でのスクリーニングに加え、過去21日以内にウガンダ、コンゴ民主共和国、または南スーダンを訪れた米国のパスポートを保持していない旅行者に対する入国を制限していると発表した。
ドナルド・トランプ大統領は、感染拡大について「懸念している」と述べた一方で、「現時点ではアフリカに限定されていると思う」と語った。(c)AFP