【5月8日 AFP】米軍は7日、イラン軍がホルムズ海峡を航行中の米駆逐艦3隻を攻撃したことを受け、イランの軍事目標を攻撃したと発表した。一方、イランは先に手を出したのは米軍だと非難した。

この交戦は、4月8日に発効した薄氷の停戦を崩壊させる恐れがある。

米中央軍(CENTCOM)はX(旧ツイッター)に、「イラン軍は米駆逐艦3隻に対し、複数のミサイル、無人機、無人艇を発射したが、いずれも命中しなかった」「(米軍は)迫り来る脅威を排除し、この攻撃に関与したイランの軍事施設を攻撃した」と投稿。

「CENTCOMは事態のエスカレーションを望んでいないが、米軍を守るための態勢を維持している」と付け加えた。

一方、イラン軍は、米国がホルムズ海峡で船舶を攻撃し、停戦協定に違反したと非難し、報復として米軍を攻撃したと発表した。

イランの軍事作戦・統合司令部ハタム・アル・アンビヤ中央本部は国営テレビを通じて出した声明で、「米国は、イラン沿岸からホルムズ海峡に向かっていたイランの石油タンカーや、アラブ首長国連邦(UAE)のフジャイラ港近くで別の船舶を攻撃した」と述べ、米国が「中東のいくつかの国と協力して」イラン南部の他の地域でも攻撃を行ったと非難した。

イラン軍は「直ちに報復として米軍艦艇を攻撃した」としている。(c)AFP