【3月27日 AFP】米カリフォルニア州連邦地裁は26日、ドナルド・トランプ政権が人工知能(AI)開発を手掛ける米新興企業アンソロピックに科した制裁を一時的に差し止めた。国防総省の技術利用に懸念を示したアンソロピックをブラックリストに載せることは、違法である可能性が高いと判断された。

リタ・リン判事は、アンソロピックが政府を相手取って求めていた仮差し止めを認め、連邦機関による同社の技術使用を全面的に禁じる大統領令の効力を凍結した。

今回の判断により、クロード(Claude)モデルを開発したアンソロピックを国家安全保障上のサプライチェーンリスクと指定した国防総省の判断も停止される。

この指定により、国防総省が同社の技術を使用することが禁止されるだけでなく、すべての防衛業者や請負業者が国防総省との業務でアンソロピックのモデルを使用していないことを証明する必要があった。

アンソロピックは2月、自社の技術は米国民の大規模監視や、完全自律型兵器システムに使用されるべきではないと主張し、ピート・ヘグセス米国防長官の怒りを買っていた。(c)AFP