【4月11日 AFP】ドナルド・トランプ米政権は10日、中国に対する「相互関税」を125%に引き上げたと明らかにした。既に発効済みの追加関税と合わせて対中関税は計145%になった。

中国が合成麻薬フェンタニルの流出を防げていないとして既に発動している関税20%に125%が上乗せされる。

これにより、トランプ氏が今年中国製品に課した関税の税率の合計は145%となった。

しかし、米政府が不公正と見なす慣行に対処することを目的とした最新の125%の数字には、注目すべき例外が含まれている。

鉄鋼やアルミニウム、自動車が除外され、別の枠組みで25%の関税が課される。

125%の関税は、銅、医薬品、半導体、木材、エネルギー製品などの品目にも適用されない。これらの一部については、トランプ氏が将来的な措置を検討している。(c)AFP