ウクライナによるクルスク州越境攻撃、民間人288人死亡 ロシア
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【5月1日 AFP】ロシアは4月30日、昨年8月に始まった西部クルスク州に対するウクライナ軍の越境攻撃で、民間人288人が死亡したと発表した。
ウクライナ軍は2022年2月にロシアが開始した全面侵攻への反撃として、昨年8月にクルスク州への越境攻撃を開始した。
ロシア側はここ数日、北朝鮮軍の支援を受けてクルスク州からウクライナ軍を完全に駆逐したと主張しているが、ウクライナ側は同州でまだ戦闘を継続していると主張している。
クルスク州のアレクサンドル・ヒンシュテイン知事はソーシャルメディアで、「ロシア保健省のデータによると、791人が被害を受け、うち288人が殺害された」と述べた。
さらに、同州で殺害された民間人全員の遺体を収容するには程遠いとの認識を示したが、民間人の死因については詳細を明らかにしなかった。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、クルスク州で捕らえたウクライナ兵は「テロリスト」として処罰すると表明している。(c)AFP