【8月31日 AFP】中国の国家体育総局は30日、サッカー同国スーパーリーグ(1部)運営企業の劉軍(Liu Jun)理事長が、汚職の疑いで調査を受けていると発表した。

 当局は劉氏が「重大な法律、規律違反の疑い」で調査を受けていると述べた。発表では汚職疑惑についての決まり文句が使われたが、容疑のかかった犯罪の詳細については触れられていない。

 中国サッカー界で汚職の取り締まりが厳しくなる中、ここ数か月で調査された関係者の数は増えており、そこに劉氏も名を連ねることになった。そのリストの中には、贈収賄などの罪で起訴された中国代表の李鉄(Li Tie)元監督といったサッカー界の著名人も含まれている。(c)AFP