【6月22日 AFP】(更新)仏パリ中心部で21日、ガス漏れが原因とみられる爆発により建物1棟が崩壊、火災が発生し、37人が負傷、2人が行方不明になっている。負傷者のうち4人は重体という。

 消防当局は当初、建物2棟が崩壊したとしていたが、警察は後に、崩壊したのは1棟と修正。建物には服飾学校が入っていた。現場には消防車約70台と消防隊員270人が出動。火は夕方までに鎮圧された。

 現場近くにいた人はAFPに対し、「大きな爆発音」を聞いたと話した。AFP記者によると、400メートル離れた建物の窓ガラスが割れる被害も出た。

 現場があるパリ5区の区長はツイッター(Twitter)への投稿で「ガス爆発」が起きたと説明したが、他の当局者の確認は取れていない。(c)AFP