別れ惜しむ城下町 エリザベス女王が埋葬されるウィンザー
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■献花は女王を送る道に
ウィンザー城の門までたどり着くには、街の通りに沿って進む数千人の列に加わり、厳重な防犯ゲートを通り抜けなければならない。
「歴史的瞬間」に立ち会うため、イングランド南部スタビントン(Stubbington)から10歳の娘と来た女性(48)は、ウィンザー城に続く4キロの並木道「ロングウォーク(Long Walk)」の芝生に座り、「ウィンザーは女王の家です。彼女が愛した場所なのです」と語った。赤いバラの花束を持ち、女王への別れの言葉をつづっていた。
人々が書き残す追悼の言葉は、毎晩10時に警備員が集め、王室の保管庫に展示される。
また花束はセキュリティーチェックを経た後、城の前面の王室所有地に設けられた囲いに置かれ、色鮮やかな花壇となる。警備員は「女王陛下の霊きゅう車は門を通り、聖ジョージ礼拝堂まで、花で飾られた長い道沿いに進みます。とても美しい光景になるでしょう」と感無量の面持ちで語った。
レストランを経営するドナ・ランバードさん(32)は、英国史上最長期間にわたって在位した女王がウィンザー城に葬られることは「これ以上ない誇り」だと述べ、この街はきっと「巡礼地」になると語った。
ヘンリー王子(Prince Harry)の名前を冠したパブの店主デニス・フチノバさんは、チャールズ国王(King Charles III)の頻繁な訪問に加え、ウィリアム皇太子(Prince William)一家が最近、ロンドンからウィンザーに転居してきたことも、観光の呼び水になるのを期待している。
ランバードさんのレストランでは、メニューに新しいカクテルを加える予定だ。名前はまだ決まっていないが、「パープルかピンクになるでしょう。女王は明るい色を好んでお召しになっていたので」と語った。(c)AFP/Juliette MANSOUR