【8月23日 AFP】英国のウィリアム王子(Prince William)と妻のキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)は22日、子ども3人を首都ロンドン近郊ウィンザー(Windsor)近くにある同じ私立学校に通わせると発表した。王子一家はこれに伴い、居住地をロンドンからウィンザーへ移す予定。

 英王室の発表によると、ジョージ王子(Prince George、9)とシャーロット王女(Princess Charlotte、7)、ルイ王子(Prince Louis、4)はイングランド南部アスコット(Ascot)近郊のランブルックスクール(Lambrook School)に入学する。

 ウィリアム王子一家は、ロンドン中心部にあるケンジントン宮殿(Kensington Palace)から、ウィンザー城(Windsor Castle)そばのホームパーク(Home Park)にあるアデレードコテージ(Adelaide Cottage)に引っ越す予定。エリザベス女王(Queen Elizabeth II)は現在、ウィンザー城を主な居住地としている。

 王室筋は、ウィリアム王子夫妻が子どもたちに「できるだけ普通のスタート」を切らせたかったと説明。ケンジントン宮殿での生活は人目にさらされることから、子ども3人にはより自由な生活を与えたかったのだとした。

 ランブルックは、4~13歳が通う男女共学の私立学校で、9ホールのゴルフコースも有し、子ども3人分の学費は年間5万ポンド(約800万円)以上となる。(c)AFP