【9月19日 AFP】英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)が「愛した」ウィンザー(Windsor)の城下町に観光客や弔問客らが集まっている。

 19日にロンドンのウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)で国葬が行われた後、女王のひつぎを乗せた霊きゅう車は午後3時6分(日本時間午後11時6分)に首都西郊にあるウィンザー城に到着する。

 さらに城内で内輪の儀式が行われた後、女王は王室専用の教会、聖ジョージ礼拝堂(St George's Chapel)内の一角にあるジョージ6世記念礼拝堂(King George VI Memorial Chapel)に埋葬される。ここには、父ジョージ6世(King George VI)、母エリザベス皇太后(Queen Mother)、夫フィリップ殿下(Prince Philip)、妹マーガレット王女(Princess Margaret)が眠っている。

 ウィンザー城前の土産物店の店主は、今月8日の女王の死去以降、女王にちなんだ記念品の売れ行きが好調だと言う。女王は新型コロナウイルスの流行が始まって以来、ほとんどの時間をこの地で過ごしていた。

 店頭には「エリザベス女王 安らかに 1926-2022」と記されたTシャツやバッグが並べられていたが、今では品切れとなっている。