【1月4日 AFP】21-22イングランド・プレミアリーグは3日、第21節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は0-1でウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)に敗れ、ラルフ・ラングニック(Ralf Rangnick)暫定監督の下で初黒星を喫した。

 ウルブス(Wolves、ウォルバーハンプトンの愛称)は82分にジョアン・モウティーニョ(Joao Moutinho)が決勝点を挙げた。

 本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)では42年ぶりに敗れたユナイテッドは、4位と勝ち点4差の7位のままとなっている。

 しかし、ラングニック暫定監督にとって結果と同じように気にかかるのは、精彩を欠いたパフォーマンスだった。

 就任後のリーグ戦4試合で3勝1分けとしていた指揮官は「個人としても集団としても良いプレーがまったくできていなかった」とし、「試合を見ていると、まだやるべきことが多くある。前半はボールを持っていても、こちらからボールを渡してしまっていた」と語った。 

 主将のハリー・マグワイア(Harry Maguire)に加え、ビクトル・リンデロフ(Victor Lindelof)やエリック・バイリー(Eric Bailly)といったセンターバック陣を欠いたため、指揮官はリーグ戦では2年ぶりの出場となるフィル・ジョーンズ(Phil Jones)を起用せざるを得なかった。

 それでも元イングランド代表のジョーンズは、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)出場権獲得に疑問を投げかける、散々な試合展開の中で、評価を得た数少ない選手の一人だった。(c)AFP/Kieran CANNING