【10月29日 CNS】中国「公安部交通管理局」の微信(ウィーチャット、WeChat)の公式アカウントによると、公安部の統計によれば、2021年9月の時点で、中国の機動車(自動車、オートバイなどの原動機付き車両)保有台数は3億9000万台に達し、そのうち自動車は2億9700万台。機動車運転者は4億7600万人で、うち自動車運転者は4億3900万人。2021年第3四半期に中国で新たに登録された機動車は883万台、新たに免許を取得した運転者は972万人に上る。

 公安部は次のように説明した。中国で新たに登録された機動車は、2021年第1〜3四半期に2753万台で、前年同期比436万3000台増、18.83ポイント増となった。四半期別に見ると、第1四半期は966万台で、前年同期比67.31ポイント増加、第2四半期は904万台で、前年同期比8.19ポイント増加だった。第3四半期は883万台で、前年同期比で2.29ポイント減少した。

 公安部によると、自動車保有台数は76都市が100万台を超え、前年同期より7都市増えた。そのうち、34都市が200万台以上、18都市が300万台以上で、北京市、成都市(Chengdu)、重慶市(Chongqing)、蘇州市(Suzhou)、上海市などの順となっている。北京は600万台を超え、成都市、重慶市は500万台を超え、蘇州市、上海市、鄭州市(Zhengzhou)、西安市(Xi'an)は400万台を超えている。

 公安部によると、9月現在、中国の旅客自動車の保有台数は2億5600万台。このうち、個人名義で登録された小型・超小型旅客自動車(自家用車)は2億3700万台に上る。貨物自動車は3242万台で、自動車全体の10.91%を占めた。

 新規登録の状況を見ると、2021年第1〜3四半期に、旅客自動車が1666万台、前年同期比で319万9000台増、23.76ポイント増、貨物自動車は334万台で、前年同期比37.9万台増、12.80ポイント増となった。

 公安部によると、9月現在、中国の新エネルギー車の保有台数は678万台で、自動車全体の2.28%を占めている。このうち純電気自動車は552万台で、新エネルギー自動車全体の81.53%を占めている。

 新規登録台数を見ると、2021年第1〜3四半期は、新エネルギー車が187万1000台、前年同期比119万9000台増、178.49ポイント増となった。このうち、第3四半期は76万7000台で、前年同期比46万6000台増、154.71ポイント増となった。

 公安部によると、中国の機動車運転者数は4億7600万人。このうち、自動車運転者数は4億3900万人で、運転者総数の92.14%を占めている。

 新規免許取得者数を見ると、2021年第1〜3四半期、中国で新規免許を取得した運転者数は2672万人で、前年同期比で739万4000人増加し、38.26ポイント増加となった。

 年齢別に見ると、26〜50歳の運転者が3億3700万人で70.85%を占め、51〜60歳は6699万人で14.07%を占め、60歳以上は1714万人で3.60%を占めている。 

 公安部によると、2021年第3四半期に、常態化した感染拡大封じ込め対策作業をやり遂げるため、各地の公安交通管理部門が31件の交通管理業務を引き続き大いに押し進め、「外に出ることなく」インターネットでの手続きを可能としている。インターネットでの運転免許証の交換や臨時ナンバープレートの発給などの業務は延べ2356万6000回で、前年同期比延べ544万4000回増、30.04ポイント増となった。(c)CNS-中新経緯/JCM/AFPBB News