米国「救済」を約束した「破壊者」トランプ氏、審判の日に国民は?
このニュースをシェア
■プロレス大好き、馬が合うのは独裁者
米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)の集計によると、大統領就任後最初の3年間だけで虚偽発言、または誤解を招く発言を1万6000回以上行っている。
特有の厚かましさを示すと同時に、一理あると思える発言もある。それは、「トランプ大統領のような大統領はこれまで存在しなかった」というものだ。
体重過多で運動嫌いのトランプ氏は、総合格闘技(MMA)やボクシングの長年のファンで、とりわけ好んでいるのが、プロレスの派手でコミカルで、暴力的なショーマンシップだ。
他国の独裁者タイプの指導者にも、同様の魅力があるらしい。
トランプ氏は米国が昔から同盟を結んできた民主主義諸国と衝突する一方で、トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領やロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領といった専制君主や独裁者とは驚くほど馬が合う。
世界で最も抑圧的な指導者の一人である北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-un)朝鮮労働党委員長に対しては、「恋に落ちた」とまで語った。
「俺流」を貫いて語気を和らげることは決してせず、舌禍を招いても涼しい顔をしている。
中国の全国人民代表大会(全人代、National People's Congress、国会に相当)で2018年、国家主席の任期上限を撤廃する改憲案が可決され、習近平(Xi Jinping)国家主席が終身国家主席になる道が開けると、習氏を非難するどころか祝福。「われわれもいつか(終身大統領制を)やってみる必要があるかもしれない」と発言した。
