【8月21日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間20日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は78万7918人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2246万5840人の感染が確認され、少なくとも1410万2900人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 19日には世界全体で新たに6822人の死亡と27万587人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1286人。次いでブラジル(1212人)、インド(977人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに17万3193人が死亡、553万247人が感染し、少なくとも192万5049人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は11万1100人、感染者数は345万6652人。以降はメキシコ(死者5万8481人、感染者53万7031人)、インド(死者5万3866人、感染者283万6925人)、英国(死者4万1397人、感染者32万1098人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの86人。次いでペルー(81人)、スペイン(62人)、英国(61人)、イタリア(59人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万4895人、回復者数は7万9745人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が24万9475人(感染641万2017人)、欧州が21万1775人(感染361万7078人)、米国・カナダが18万2276人(感染565万3583人)、アジアが8万3886人(感染424万1726人)、中東が3万3388人(感染136万6405人)、アフリカが2万6622人(感染114万8455人)、オセアニアが496人(感染2万6580人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP