NZのウィリアムズ、妹とともに7人制ラグビー五輪代表に選出
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【7月3日 AFP】ラグビーニュージーランド代表のソニー・ビル・ウィリアムズ(Sonny Bill Williams)と妹のナイアル・ウィリアムズ(Niall Williams)が3日、リオデジャネイロ五輪に出場するニュージーランドの7人制ラグビー男子代表と女子代表にそれぞれ選出された。
これまでラグビーW杯(Rugby World Cup)でオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)のメンバーとして2度優勝し、ラグビーリーグの選手やプロボクシング選手としても成功を収めている30歳のソニー・ビルは、これに加えて五輪出場も目指していた。その妹で28歳のナイアルは、数年間タッチラグビー選手としてプレーし、昨年通常の7人制ラグビーの選手に転向していた。
代表発表を前に、きょうだいでブラジルに行くことができれば「偉業だ」と語っていたソニー・ビルは、7人制ラグビーに集中するため、スーパーラグビー(Super Rugby)や6月のテストマッチを欠場していた。
7人制ニュージーランド代表を10度世界王者に導いたゴードン・ティーチェンス(Gordon Tietjens)監督は、今季のワールドラグビーセブンズシリーズ(2015-16World Rugby Sevens Series)で3位に終わったものの、チームはメダル候補であるとの考えを明らかにした。
代表発表会見でティーチェンス監督は、「選手全員、すべてのチームにとって新たな経験で、チャレンジングな環境となるだろう。どの選手もセブンズシリーズや合宿でパフォーマンスが良かったことで選ばれた。7人制は非常に競争が激しい。もしわれわれが、自分たちの潜在的な力を発揮できれば、成功収められるチャンスがあるだろう」とコメントした。
男子チームはグループCで、英国、ケニア、日本と対戦。女子はグループBでフランス、ケニア、スペインと同組となっている。(c)AFP
