【9月24日 AFP】イングランド・キャピタル・ワン・カップ(Capital One Cup 2015-16)は23日、3回戦の試合が各地で行われ、リバプールFC(Liverpool FC)は1-1で迎えたカーライル・ユナイテッドFC(Carlisle United FC)とのPK戦を3-2で制し、4回戦に進出した。

 4部カーライルを相手に、あわや敗退というところまで追い詰められたリバプールだったが、なんとか大会に生き残ることに成功した。

 今大会に参加しているクラブのなかでは、最も格の落ちるカーライルを相手に、リバプールはダニー・イングス(Danny Ings)の得点で先制したものの、デレク・アサモア(Derek Asamoah)に同点ゴールを許すと、その後は延長戦に突入しても勝ち越すことができず、本拠地アンフィールド (Anfield)でPK戦にまで持ち込まれた。

 そして迎えたPK戦で、リバプールはアダム・ララーナ(Adam Lallana)とフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)が、相手GKマーク・ギレスピー(Mark Gillespie)にキックを止められた。

 それでも最後は、リバプールの控えGKアダム・ボグダン(Adam Bogdan)が、止めれば勝利となるバスティアン・エリー(Bastien Hery)のキックをストップし、屈辱的な結果を免れた。

 ブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督に代わって、試合後の記者会見に臨んだギャリー・マカリスター(Gary McAllister)助監督は、「控室では、大きな安堵のため息がいくつも出ていたし、選手は大喜びしている」と語った。

「4回戦に進めたという意味ではいい夜だったが、パフォーマンスはもっと上げなくてはならない。そこは突き詰めていく」

 チェルシー(Chelsea)、アーセナル(Arsenal)、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)、マンチェスター・シティ(Manchester City)とともに勝ち残ったリバプールは、4回戦でボーンマス(AFC Bournemouth)と対戦する。

 敗戦を免れたリバプールだが、チームのなかには同じ3回戦で、同じPK戦の末にノーザンプトン・タウンFC(Northampton Town FC)に敗れた、5年前の悪夢が頭をよぎった者もいたかもしれない。

 そうなっていれば、すでに解任の危機にあるとされるロジャーズ監督の立場は、 いっそう悪化していた可能性が高い。

 リバプールの拙攻ぶりは、47対5というシュート数に表れている。さらにリバプールはこの試合で、デヤン・ロブレン(Dejan Lovren)とロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)をけがで失った。(c)AFP/Tom WILLIAMS