【8月27日 AFP】米交流サイト大手フェイスブック(Facebook)は26日、同社テキストメッセージアプリの「メッセンジャー(Messenger)」で利用可能なパーソナルアシスタントの試験運用を開始したことを明らかにした。同機能についてフェイスブックは、一般的な人工知能(AI)プログラムを超えるものとコメントしている。

M」と呼ばれるパーソナルアシスタントは、利用者に代わって様々なタスクをこなすことができるほか、必要に応じた情報検索も可能だという。

 フェイスブックが明らかにしたところによると、すでに存在している人工知能ベースの多くのサービスとは異なり、Mはユーザーに代わって実際にタスクを遂行することができるという。「商品の購入や最愛の人へのプレゼントの配達、レストランの予約、旅行の手配、各種予約」など、いくつか例を挙げて説明した。

 今回の試験運用について同社は、パーソナルアシスタント機能を利用した広範囲でのサービス提供への最初の一歩と説明している。(c)AFP