【8月25日 AFP】米マイクロソフト(Microsoft)は24日、同社のパーソナルアシスタント「コルタナ(Cortana)」のアプリが、グーグル(Google)の基本ソフト(OS)「アンドロイド(Android)」搭載端末で利用できるようになったと発表した。

 コルタナは、アップルの「シリ(Siri)」やグーグル(Google)のグーグルナウ(Google Now)と並ぶ、携帯端末向けの音声認識機能。「ウィンドウズフォン(Windows Phone)」の市場でのシェア獲得で苦戦を強いられているマイクロソフトは、今回のサービス開始で、モバイル市場での存在感を強めたい考えだ。

 マイクロソフトは「PCやウィンドウズフォン端末でコルタナができることの大半を、このアプリを通じて同様に行うことができる」とブログで発表。リマインダーの設定や通知、外出先でのウェブ検索、フライト情報など重要事項のトラッキング、複数端末間でのタスク管理など、慌ただしい日常の管理がしやすくなると説明している。

 今回、コルタナアプリのベータ版が利用できるようになったのは、米国内のアンドロイド搭載端末のみ。今後、その他の地域でも順次利用できるようになるという。(c)AFP