【8月14日 MODE PRESS】「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」のチーフ・クリエイティブ・オフィサー、ラフ・シモンズ(Raf Simons)は子どもの頃、他の職業については知らず、医者や弁護士になるべきだという忠告を受けて育ったという。

 VanityFair.comのインタビューに対しラフは、「小さな村に住んでいたので、ブティックやギャラリー、映画館は無かった」「医者や弁護士になるよう言われており、職業に対しては全く疎かった」とコメント。

 そして、米CNNのテレビ番組「スタイル・ウイズ・ エルザ・クレンシュ(Style with Elsa Klensch)」を見て初めて、ファッションビジネスの未来、可能性に気付いたという。ラフは「世界的ファッションデザイナーのクロード・モンタナ(Claude Montana)やティエリー・ミュグレー(Thierry Mugler)、日本人デザイナーが出演していて、その番組に夢中になった。ファッションを学ぶことができるとは知らなかった。絵画や彫刻を学べることも知らなかった。誰も教えてくれなかったし、両親はまったく別の業界にいた」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS