【4月24日 AFP】サッカーイタリア杯は23日、準決勝第2戦が行われ、ACミランがルカ・ヨビッチの2ゴールなどでインテルを3-0で下し、2戦合計4-1で決勝に進出した。

ミランはセルビア代表FWヨビッチが前後半に得点を挙げると、終盤にタイアニ・ラインデルスが勝負を決める3点目を加え、インテルとのダービーを制した。

ミランは今季のダービー5戦で無敗を維持しており、1月にはスーパーカップ決勝でもインテルに勝利している。

一方のインテルは、ジョゼ・モウリーニョ監督が率いた2009-10シーズン以来となるセリエA、欧州チャンピオンズリーグ、イタリア杯の3冠の望みがついえた。

ミランは現在、リーグ戦で9位に沈んでおり、来季のチャンピオンズリーグ出場はほぼ絶望的な状況。不振のシーズンが続く中、ファンにとっては久々の明るい話題となった。

決勝では、ボローニャとの対戦が有力視されている。ボローニャはエンポリとの第1戦を3-0で制しており、24日に行われる第2戦を前に決勝進出に大きく前進している。(c)AFP