レアルがヘタフェに勝利 優勝争いに望みつなぐ
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【4月24日 AFP】24-25スペイン1部リーグは23日、第33節の試合が行われ、レアル・マドリードは1-0でヘタフェを下し、首位FCバルセロナとの勝ち点4差を守った。
レアルは、前半中盤にアルダ・ギュレルがペナルティーエリア外からシュートを決めてこの試合唯一の得点を挙げ、前日同じスコアでマジョルカに勝利したバルセロナとのタイトル争いに踏みとどまった。
宿敵同士のレアルとバルセロナは、26日にセビリアで行われるスペイン国王杯決勝で対戦する予定で、5月11日のリーグ戦でも伝統の一戦「エル・クラシコ(El Clasico)」を控えている。
しかし、この日の勝利は代償を伴うものとなり、ダビド・アラバとエドゥアルド・カマヴィンガがともに負傷退場した。レアルのカルロ・アンチェロッティ監督は「あす様子を見てみるつもりだ。2人とも筋肉の痛みで苦しんでいると思う。土曜日(国王杯決勝)の出場は間違いなく難しいだろう」と述べた。一方で、この日欠場したキリアン・エムバペは、週末には負傷から復帰する見込みとなっている。
アスレティック・ビルバオはイニャキ・ウィリアムスが決勝点を挙げて1-0でラス・パルマスに勝利し、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権獲得の可能性を高めた。今季残り5試合で4位につけるビルバオは、この日0-3でセルタに敗れた5位ビジャレアルとの勝ち点差を8に広げている。
今季は5位クラブまでチャンピオンズリーグ出場権が与えられる中、6位につけるレアル・ベティスは24日のレアル・バジャドリード戦を前に、ビジャレアルとの勝ち点差を1としている。
また、アラベスは1-0でレアル・ソシエダを下し、ラス・パルマスを抜いて降格圏から脱出している。(c)AFP