【4月21日 AFP】24-25スペイン1部リーグは20日、第32節の試合が行われ、レアル・マドリードは後半アディショナルタイム3分にフェデリコ・バルベルデが見事な一撃を決めて1-0でアスレティック・ビルバオを下し、タイトルを争う首位FCバルセロナに追随した。

欧州チャンピオンズリーグ準々決勝でアーセナルに敗れたレアルは、再び悲惨な結果に見舞われるかと思われたが、ウルグアイ代表MFのバルベルデがスライスしながらトップコーナーに突き刺さるシュートを決めた。これでレアルは、バルサとの勝ち点4差を守った。

17日に行われたヨーロッパリーグ準々決勝でグラスゴー・レンジャーズを下して準決勝に進出したビルバオは、大幅にメンバーを入れ替えていた。それでも、キリアン・エムバペが出場停止となっていたレアルにとって手ごわい相手となり、ゴールを奪うのが難しくなっていた。

レアルのカルロ・アンチェロッティ監督は「ゴールを決めたからバルベルデがこの試合のカギだった」「チームは良かった。前半は少しスローだったが、後半は非常に良かった。アーセナルに敗れて、勝ちたかったし、反応を見せたかった。チームはそれを成し遂げた」と述べた。

この勝利はレアルにとってシーズンを挽回する希望を与え、来週末に行われるバルサとの国王杯決勝を前に士気を高めるものとなった。(c)AFP