【4月21日 AFP】23-24スペイン1部リーグは20日、第32節の試合が行われ、ジローナ(Girona FC)は4‐1でカディス(Cadiz CF)に快勝し、来季の欧州大会出場権を確保した。

 エリック・ガルシア(Eric Garcia)、イバン・マルティン(Ivan Martin)、アルテム・ドブビク(Artem Dovbyk)、ポルトゥ(Cristian Portugues Manzanera 'Portu')がゴールを奪ったジローナは、前日引き分けに終わっていた5位アスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)との勝ち点差を10に広げた。

 この結果、ジローナは少なくとも来季のヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2024-25)行きの切符を確保するとともに、4位以内に与えられる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)の出場権争いでも優位に立った。

 予想外のタイトル争いでは最終的に力を使い果たしてしまったが、1部リーグ4シーズン目のチームにとって、トップ4でのフィニッシュは驚きの成果となるだろう。

 18位に沈んで残留圏に勝ち点6差を離されているカディスを楽々と打ち破ったジローナだが、収容人数1万4000人の本拠地エスタディ・モンティリビ(Estadi Montilivi)でチャンピオンズリーグを戦うには、ある程度の改修も必要になってくる。試合後に選手たちはクラブ史上初の欧州大会出場を祝うシャツを着て、サポーターと喜びを分かち合った。(c)AFP