【4月16日 Xinhua News】中国広東省広州市は、中国の重要な中心都市、世界の商業貿易の中心、全国の先進製造業拠点、世界の総合交通ハブ都市であり、経済基盤が厚く、ビジネス環境も優れ、消費市場は活気に満ち、発展の余地が広く、国内外の企業に最も人気のある投資先の一つとなっている。同市の孫志洋(そん・しよう)市長がこのほど開かれた第10回中国広州国際投資年次総会で明らかにした。

 同氏は「国内外の企業が広州に注意を払い、投資・開拓し、本土企業と複数分野で産業協力を行い、より多くの優秀な企業とハイエンド人材が集まり、投資・起業するよう望んでいる」と述べた。

 広州が外資を引き付ける力は日増しに高まっている。23年の実行ベース外資導入額は483億2200万元(1元=約21円)に達し、広東省の30・4%、全国の4・3%を占める。外資導入の活力と質は持続的に向上し、23年の外資系企業の新設数は前年比92・6%増の6629社となった。導入額を分野別にみると、ハイテク産業が11・9%増の255億元、スマート製造や新エネルギー車(NEV)などの新興産業が170億元近くで同市全体の35・0%を占めた。金融業は13・6倍の21億元に上り、新たな段階を迎えた。

 1~2月の外資系企業の新設数は前年同期比56・7%増の1千社となり、実行ベース外資導入額は73億5600万元で、うち製造業が2・4倍の23億200万元、ハイテク産業が12・4%増の44億5400万元だった。(c)Xinhua News/AFPBB News