【4月10日 Xinhua News】中国第2の内陸河川である黒河は、青海省の祁連山脈北麓を水源地とし、同省と甘粛省、内モンゴル自治区を流れている。黒河水源の生態系はかつて、過剰な放牧や大規模採掘などの行為により破壊を受けた。

 青海省はここ数年、祁連山地域の山岳や河川、森林、農地、湖沼、草地、砂地、氷河などの生態系を修復する各種プロジェクトを着実に推進しており、次第に効果が表れている。生態管理保護員は祁連山脈の山岳地帯や河川を奔走し、黒河の水源保護に自分なりの貢献を果たしている。

 現在、黒河水源エリアの生態系回復のこうした取り組みは顕著な効果が得られ、水源の生態環境がかなり改善するなど、黒河上流全域の生態系の健全性に好ましい影響を生み出している。(c)Xinhua News/AFPBB News