【3月21日 Xinhua News】中国の醸造酒「黄酒」の主要産地、浙江省紹興市ではここ数年、黄酒メーカーが手作業による伝統的な醸造技術をベースとしながら、生産のスマート化レベルを引き上げ、醸造と貯蔵のスマート化、配合のデジタル化、物流の無人化を徐々に実現している。

 黄酒を使ったミルクティーやコーヒー、プリンなど独創的な飲料や食品を発売する店舗も増え、消費シーンやパッケージデザインがますます若者を意識したものとなっている。

 2023年、同市の一定規模(主要業務の年間売上高2千万元、1元=約21円)以上の黄酒メーカーの総売上高と利益はいずれも増加し、派生商品も観光消費の人気の的となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News