ガザの子ども犠牲、過去4年の全紛争合計上回る UNRWA事務局長
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【3月13日 AFP】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリニ(Philippe Lazzarini)事務局長は12日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)でのイスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)との武力衝突で死亡した子どもの数は、過去4年間に世界各地の紛争で犠牲になった子どもの総数を上回っていると指摘した。
ラザリニ氏はX(旧ツイッター)への投稿で、2019~22年に世界の紛争で計1万2193人の子どもが死亡したとする国連のデータを引用。一方、現地ガザの保健当局のデータでは、戦闘開始から今年2月末までの子どもの死者は1万2300人超に達していると説明している。
ラザリニ氏は「この戦争は子どもに対する戦争だ。彼らが生きている時代と未来に対する戦争だ」と述べた。(c)AFP