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【01月10日 KOREA WAVE】10年間も夫婦同然に暮らしてきた交際相手の男性に浮気された女性の話がこのほど、韓国YTNラジオ「チョ・インソプ弁護士の相談所」で取り上げられた。

女性によると、2人には離婚経験があり、それぞれに子どもがいる。また結婚に失敗するのではないかと心配し、婚姻届も出していない。

しかし、法的には他人でも事実上は夫婦と同じだった。毎年両家の親の誕生日など家族行事にはそろって参加し、友達夫婦との旅行も楽しんだ。

同居を機に仕事を辞めた女性は専業主婦になった。マンションは2人の貯金で用意し、名義は男性とした。

ところが、男性は黙って外泊するようになった。女性は「仕事が忙しいと思っていたが、他の女と性的な話をしているのを聞いてしまった。すでに私は家を出た」と説明している。

女性は「相手の女性に損害賠償を求めたい。マンションを処分して取り分を返してもらいたい。男性は法的な夫婦ではないから財産分割できないと言うが、本当か」と尋ねた。

出演していた弁護士は「裁判所は夫婦の財産分割に関し、生活共同体という実質に照らして検討するため、事実婚でも可能だ。財産形成の寄与度に応じて分割してもらえるだろう」と説明した。

また「不貞行為で配偶者に精神的苦痛を加えるのは不法行為に当たる。事実婚の夫婦も同じだ。相手に事実婚関係の配偶者がいることを知りながら不貞行為をしたなら慰謝料を請求できる」と話した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News