【12月15日 AFP】欧州連合(EU)は14日の首脳会議で、ウクライナとモルドバの加盟交渉を開始することで合意した。これを受け、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は同日、ロシアによる侵攻で荒廃した自国と「全欧州」にとっての「勝利」だと述べた

 ゼレンスキー氏はX(旧ツイッター)に「奮起し、鼓舞し、力を与える勝利だ」と投稿。「歴史は、自由のためにひたすら戦う人々によって作られる」と続けた。

 ウクライナは、ハンガリーのオルバン・ビクトル(Viktor Orban)首相が拒否権を発動するのではないかと懸念していた。

 しかし、オルバン氏はハンガリー抜きで採決を進めることに合意し退席。後にSNSに投稿した動画で「まったくばかげた、理不尽で誤った決定だ」と批判した。(c)AFP