【11月6日 AFP】23-24スペイン1部リーグは5日、第12節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は0-0でラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)と引き分け、優勝争いの中で勝ち点2を落とした。

 レアルは試合を通じて相手を押し込み、いくつかの好機は作り出したが、これまで何度も決めてきた土壇場の決勝点を挙げることはできなかった。

 FCバルセロナ(FC Barcelona)との伝統の一戦「エル・クラシコ(El Clasico)」に勝利した勢いを維持できなかったレアルは、今節も勝利して首位に立ったジローナ(Girona FC)と勝ち点2差、前日レアル・ソシエダ(Real Sociedad)から幸運な勝利を収めた3位バルセロナと同2差の2位となった。

 カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は報道陣に対して、「われわれは非常にいい順位にいて、優勝争いができている。欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)でも好調だ。ドラマは何もない」と話し、「いつもと同様、きょうと同じように、これからもうまくやれることに自信を持っている」とコメントした。

 それでも監督は、最後までゴールを決められなかったこの結果はフェアではないと話し、「パフォーマンスではなく、結果を残念に思っている。明らかにわれわれが勝利にふさわしい試合だった」と続けた。(c)AFP