【11月5日 AFP】女子テニスのシーズン最終戦、WTAファイナルズ(2023 WTA Finals)は4日、メキシコ・カンクン(Cancun)でシングルス準決勝が行われ、大会第5シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)は6-2、6-1で第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)を破り、決勝に進出した。

 第1シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)と第2シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)の一戦は、シフィオンテクが第1セット2-1としたところで雨天順延となった。

 この試合では、サバレンカが勝てば年間1位が確定するのに対し、シフィオンテクは勝ってそのまま優勝すれば王座返り咲きが決まる。

 サバレンカ対シフィオンテク戦の勝者が、今大会ここまで1セットも落としていない好調のペグラと決勝で対戦する。

 ペグラも雨による中断や強風に見舞われたが、ダブルスのパートナーでもある全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)覇者のガウフにわずか1時間で圧勝。これで世界トップ10を相手に7連勝とし、マッチ連勝自体も9に伸ばしている。(c)AFP