ブラジル大統領、子ども守る国際行動呼び掛け イスラエル・ハマス衝突
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【10月12日 AFP】ブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ(Luiz Inacio Lula da Silva)大統領は12日、イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマス(Hamas)の衝突で、子どもと民間人を守るため至急行動するよう国際社会に呼び掛けた。ハマスには人質となっている子どもの解放を、イスラエルにはパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)空爆の中止を求めた。
ルラ氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「世界のどこであれ、子どもが人質にされることがあってはならない」と強調。
「ハマスは、家族の元から引き離したイスラエルの子どもたちを解放しなければならない。イスラエルは空爆をやめ、パレスチナの子どもと母親たちがエジプト国境経由でガザ地区から脱出できるようにしなければならない」と述べ、「戦争という狂気の中にも、最低限の人道が必要だ」と訴えた。
ガザではイスラエルから拉致された子ども、女性、外国人を含む民間人約150人がハマスに拘束されているとみられている。
ブラジル当局によると、7日のハマスによるイスラエルへの奇襲で、ブラジル人2人が死亡。ルラ氏は「民間人に対するテロ攻撃だ」と非難していた。(c)AFP