【10月11日 Xinhua News】中国陝西省(Shaanxi)西安市(Xi'an)の秦嶺ジャイアントパンダ研究センターの屋外エリアでこのほど、世界で唯一人工飼育されている茶色のパンダ「七仔(Qi Zai、チーザイ)」が新鮮な竹に見向きもせず、草を頬張る姿を見せた。

 同センターの職員によると、野生のパンダは竹以外の植物や農作物なども食べる。飼育下にあるパンダはバランス良く栄養を摂取できるよう、主食の竹のほか、果物や野菜、特製の蒸しパン、ビタミンなども与えられている。

 草を食べた七仔の精神状態や食欲、行動に異常はなかった。草は水分が多く口当たりが良いため、食べたくなったのかも知れない。(c)Xinhua News/AFPBB News