【10月7日 AFP】ラグビーW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)は6日、プールAの試合が行われ、フランスはダミアン・ペノー(Damian Penaud)の2トライなどでイタリアに60-7で大勝し、準々決勝進出を確定させた。

 ペノーはこの試合でフランス代表通算35トライ目を決め、セルジュ・ブランコ(Serge Blanco)が持つ同代表歴代1位の38本の記録にあと3本まで迫った。開始2分の34トライ目で歴代2位のヴァンサン・クレール(Vincent Clerc)と並ぶと、38分のトライで単独2位となった。

 試合前までは、頬骨骨折で欠場した主将アントワーヌ・デュポン(Antoine Dupont)の話題一色だったが、そのことをほぼ忘れさせる大活躍となった。

 フランスは他にも、ルイ・ビエルビアレイ(Louis Bielle-Biarrey)、トマ・ラモス(Thomas Ramos)、マチュー・ジャリベール(Matthieu Jalibert)、ペアト・モーヴァカ(Peato Mauvaka)が1トライずつ、ヨラム・モエファナ(Yoram Moefana)が2トライを決め、合計8トライを記録した。

 フランスはこれでプールステージ4戦全勝とし、首位突破が確定。準々決勝の相手は7日に行われるアイルランド対スコットランドの結果次第だが、両国のどちらかあるいは南アフリカと激突することになる。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN