【10月1日 AFP】フランスラグビー連盟(FFR)は30日、1週間前に頬骨骨折の手術を受けた同国代表主将のSHアントワーヌ・デュポン(Antoine Dupont)がチームに復帰したと発表した。

 FFRの発表によると、デュポンは9月29日の術後検診で段階的な身体活動の再開が許可された。フランスがW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)準々決勝に進出した場合、デュポンは10月14日か15日に行われるその一戦に間に合うと見込まれている。10月6日にイタリア戦を控えているフランスは勝利すればプールA首位通過が決まり、準々決勝では前回大会王者の南アフリカと対戦するとみられる。

 デュポンは9月21日のナミビア戦で負傷。タックルをしてきた相手主将のヨハン・デイゼル(Johan Deysel)には5試合の出場停止処分が下った。

 デュポンはチームにとって非常に重要な選手で、主将を務めたホームでのテストマッチ14試合では一度も負けていない。決勝トーナメントで同選手を欠くことになれば、初の大会制覇を目指すフランスにとっては大きな痛手となる。(c)AFP