【9月20日 Xinhua News】中国工業・情報化部など5部門はこのほど、「メタバース産業イノベーション発展3年行動計画(2023~25年)を発表した。先進的メタバース技術・産業体系構築などの措置を通じ、メタバース産業の発展を図る。25年までにメタバース技術、産業、活用、ガバナンスなどで突破を図り、デジタル経済の重要な成長の極にする。

 計画によると、25年までに産業技術の基礎的サポート能力を一段と強固にし、世界的影響力のあるエコ企業を3~5社と「専精特新(専業化、精細化、特色化、斬新化)」中小企業を多数育成し、産業発展集積区を3~5カ所築く。工業メタバースの発展で一応の成果を収め、典型的活用を実現し、ベンチマーク生産ライン、工場、産業パークを形成する。メタバースの典型的なソフト、ハード製品の一定規模の活用を実現し、生活消費や公共サービスなどの分野で新業務、新モデル、新業態を形成する。

 計画は基幹技術の集積・イノベーションを強化する。メタバースの中で人工知能(AI)、ブロックチェーン、クラウドコンピューティング、仮想現実(VR)など次世代情報技術の集積・突破に力を入れると提起。基幹基礎ソフトウエアの発展を図り、ハイエンド電子部品で突破を実現し、メタバース製品の供給を豊富にし、協同発展の産業エコシステムを構築するとの目標を掲げた。(c)Xinhua News/AFPBB News