【9月11日 CGTN Japanese】多くの人をとりこにする、中国西部の四川省(Sichuan)成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で暮らしているパンダ姫「和花(ホーファ)」、愛称「花花(ファーファー)」がこのほど、季節の変わり目に風邪を引いたため、同基地での展示が中止されました。

 これを受けて、ネットユーザーから、「鼻水が出て苦しそうなファーファーを見て、心が痛い」「病気中のファーファーはいっそう可憐に見える。守ってあげたい」「お顔色はふだんと少しも変わらないようで、一安心した。ファーファーちゃん、お大事に」など……病気中のファーファーにゆっくり休んで早く元気になってほしいとお見舞いのメッセージがたくさん寄せられています。

 基地側の説明では、現在、ファーファーの状況は比較的安定しており、完全に回復した後に一般公開が再開されるとのことです。また、動物専門家によると、人間と同様にジャイアントパンダも風邪を引き、熱を出し、下痢をします。さらに、パンダは暑さに弱く寒さに強いため、夏の暑さはパンダの熱中症につながりやすく、また、夏と秋の変わり目の時期は寒暖が定まらず、パンダも風邪を引きやすいということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News