【9月5日 AFP】サッカースペイン1部リーグのセビージャFC(Sevilla FC)は4日、元同国代表DFセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)を獲得したと発表した。契約期間は1年。セビージャはラモスが少年時代に所属した地元のクラブで、18年ぶりの復帰となる。

 ラモスは19歳の時にセビージャからレアル・マドリード(Real Madrid)に移籍。2021年からはフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に加入したが、昨季限りで契約が満了し、無所属の状態が続いていた。

 地元メディアによれば、ラモスはサウジアラビアのアル・イテハド(Al-Ittihad Club)から届いた高額のオファーを拒否した。

 37歳のラモスは報道陣に対し、「非常に特別な日だ」と古巣復帰を喜び、「故郷に戻りたかった。ここを素通りして他の場所に行くのは筋が通らない」と語った。

 セビージャは現在、リーグ戦3試合を終えて勝ち点0の最下位に沈んでいる。今季はヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2022-23)王者として欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)出場が決定しており、20日に大会初戦を迎える。(c)AFP