【9月2日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は1日、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)のジョアン・フェリックス(Joao Felix)とマンチェスター・シティ(Manchester City)のジョアン・カンセロ(Joao Cancelo)を、シーズン終了までの期限付き移籍で獲得したと発表した。

 フェリックスは19歳だった2019年に、ベンフィカ(Benfica)から1億2600万ユーロ(当時約153億円)という巨額の移籍金でアトレティコに加入したが、安定したプレーを見せることはできず、昨季はチェルシー(Chelsea)にレンタルされていた。

 一方で右SBのスペシャリストが必要となっていたバルセロナは、カンセロも獲得。カンセロは昨季シティで序列を下げると、今年1月からはバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)にレンタル移籍していた。

 両選手ともに、買取オプションは付帯していない。

 バルセロナではこの日、アンス・ファティ(Ansu Fati)がブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)に、クレマン・ラングレ(Clement Lenglet)がアストン・ビラ(Aston Villa)に期限付き移籍しており、厳格なファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の規則があるリーガで、新戦力への給与支払いと選手登録に対する余地をつくり出していた。

 クラブはまた、エリック・ガルシア(Eric Garcia)をジローナ(Girona FC)にローン移籍させるとともに、アブデ・エザルズリ(Abde Ezzalzouli)をレアル・ベティス(Real Betis)に完全移籍で放出している。(c)AFP