【9月2日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール（Liverpool FC）は1日、オランダ代表MFのライアン・フラーフェンベルフ（Ryan Gravenberch）を獲得し、中盤の選択肢の一新を完了させた。

　ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン（Bayern Munich）に所属するフラーフェンベルフの移籍金は、3400万ポンド（約63億円）と報じられている。

　21歳のフラーフェンベルフは、リバプールにとって今移籍市場で4人目の獲得選手となった。ジョーダン・ヘンダーソン（Jordan Henderson）やファビーニョ（Fabio Henrique Tavares 'Fabinho'）、ナビ・ケイタ（Naby Keita）、ジェームス・ミルナー（James Milner）、アレックス・オックスレイド・チェンバレン（Alex Oxlade-Chamberlain）が退団した中で、リバプールはアレクシス・マック・アリスター（Alexis Mac Allister）やドミニク・ショボスライ（Dominik Szoboszlai）、遠藤航（Wataru Endo）を獲得しており、ここまでの新加入選手は全員MFとなっている。

　フラーフェンベルフはオランダ・エールディビジのアヤックス（Ajax）のアカデミー出身で、同クラブで103試合に出場した後、昨年バイエルンに加入していた。しかしながらドイツではインパクトを残せず、34試合出場した中で先発は6試合のみだった。(c)AFP