【8月30日 AFP】FIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2023)は29日、1次ラウンドの試合が各地で行われ、ドイツ、ドミニカ共和国、カナダ、リトアニアが3連勝で2次ラウンド進出を果たした。

 グループEのドイツは101-75でフィンランドに大勝し、日本を109-89で下したオーストラリアを抑えて首位通過を飾った。

 グループAのドミニカ共和国は75-67でアンゴラに勝利。米プロバスケットボール(NBA)のミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)でプレーするカール・アンソニー・タウンズ(Karl Anthony-Towns)が、第4クオーター終盤に貴重なフリースロー2本を成功させ、勝利に貢献した。

 同組のもう1試合ではイタリアが90-83で開催国のフィリピンを退け、突破を決めた。

 グループHのカナダは101-75で初出場のラトビアに大勝し、優勝候補としての力を証明した。敗れたラトビアも組2位で2次ラウンド進出を果たした。

 カナダとラトビアに敗れ、すでに敗退が決まっていた東京五輪銀メダルのフランスは、85-79でレバノンに競り勝ち、1次ラウンド最終戦で一定のプライドを保った。

 グループDのリトアニアは91-71でモンテネグロを退け、首位通過が決定。モンテネグロも組2位で2次ラウンド進出となった。同組のもう1試合ではエジプトがメキシコを100-72で下し、初勝利を挙げた。(c)AFP